sasanuko's guchiring room (ΦωΦ)ノ

グチリストです。日常の愚痴を毒多めに書きます。旅行記も書いちゃう。

2021秋の福岡旅行♪

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もともと、コロナ前からブログをやりたいと思ってたのですが、その主な理由は旅行記を残しておきたい、との想いでした。

私、というか、私達夫婦、かなり旅行します。プロフィールにも書いた気がするけど、神社好き・水族館好きで、特にツレは乗り鉄廃線鉄。私はコロナ前は登山もしてた。仕事柄も出張が多くて(学会、研修会、研究会、講演会等々)、そのついでにその土地近辺を回ってしまう。

コロナ前数年間は、週末が月4回あったら、1回は居残り(当直とか当番とか・ついでに洗濯掃除)、2回は学会とか研究会とか(夫婦一緒のもあれば、別々のもあって付いてったり)、1回は自由旅行、という感じ。

それで、一応は行く前に色々調べるじゃないですか。時刻表とかも綿密に調べて、効率良くその季節の良さげな所を回る。正直なところ、その意味での手腕?は結構イイ線行ってると思うので、私達の旅行記はそれなりに誰かの役に立ちそうな気がするし、自分でも振り返りたいので、それでブログに残したいと思ってました。

図らずもコロナ禍に創作始めてしまい、noteでグダグダ思うことを書くようになって、コロナが一旦落ち着いて、ふと、あれ?そもそも旅行記書きたかったんじゃなかったっけ?と気付きまして。まずは過日行った福岡の話。

ホントはね、毎日のようにツイッターに流れて来る、ナイツテイル博多公演のカーテンコールの内容を見てて、あ~今芳雄様は故郷の博多にいらっしゃるのね~、チケットは取れないけどせめて同じ空気を吸いに行きたい!! 博多座のあの階段(下から見ると、段差の所にラッピングされていて壮観)を見てみたい!! と思ってたんですが、そんな時間ありませんでした💦

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ま、そんなワケで、今芳雄様は博多にいらっしゃるのよね?→あの西鉄のレストラン列車って今どうなってんの?→え、運行してるし席空いてるよ! 取ってしまえ!→ついでだから久々に太宰府さんにも行こう! …という流れで、1週間前に急遽福岡行きを決定。しかし、飛行機がどれもこれも満席で、便を選べないから、溜まってるマイル使えない…(;'∀') しかも直前なので、飛行機代がバカ高い~!!

(言っておきますが、コロナ前はそれこそ半年~3ヵ月前には旅行の予定決めてたので、飛行機代はかなりお安く済み、しかも時々マイルも使ってたので、皆様が想像されるような旅行費用にはなってなかったんですよ~)

ままままま、でも、今は航空会社も超赤字で大変だから、航空会社存続のための応援買いだし、夫の誕生日ウィーク突入なので、誕プレも兼ねてだと自分を納得させて、そのお高い飛行機を予約。それだって、席取れただけマシな方って位、どれもこれも満席だったんですよ。

そんなワケで、土日に行く、秋の福岡旅~ぱふぱふ

 

12:30羽田空港→14:30福岡空港

私、東京生まれ東京育ち、大学から北海道、卒後もメイン北海道、一時期東北、という居住地の人間でして、関東のちょっと田舎の方に住んだの初めてなんです。コロナ禍では、ほどほどに田舎でほどほどに東京に近くて良いな、と思ってたのですが、コロナが落ち着いた今、羽田に行くのがこんなに大変なことだとは思わず…(-_-;) 真面目にビビりました。この時間しか飛行機空いてなかったから仕方ないけど、月曜休めば4連休になるからって普段の土日以上の人出だったのかもしれないけど、コロナ落ち着いて皆が今だ!!ってなってる時だからかもしれないけど、凄かったっす。飛行機間に合わないかと思った。しかも、窓側取れないどころか、夫婦で並びで席取れなかったんですよ。2時間暇だな~って思ってたけど、乗った飛行機が国際線用のヤツで、1人1人にタッチパネル付の画面付いてたから、アメトークとロンハー見てたらあっという間に着いた。

久しぶりの九州~!! 嬉しかった~!! 何せ、コロナ前最後の出張も博多だったから、本当に懐かしか~!!

で、地下鉄で博多駅まで移動。

 

石臼挽き蕎麦「石月」で遅めの昼食。JR博多シティくうてん9F

最近鴨汁つけ蕎麦にハマってまして。中途半端な時間でもやってる蕎麦屋を探してたらここを見付けました。お勧めは「京鴨治部煮つけ汁蕎麦」。いや~、鴨も美味しかったんですが、つくねも入っていて、これがふわふわで、山椒が利いてて、最高でした。この美味しい御出汁につける手打ち蕎麦がもぅ~最高🙌

なお、ハモ板(いわゆる「板わさ」のかまぼこが、ハモかまぼこになってる)で、蕎麦焼酎蕎麦湯割りをまず1杯。こちらも衝撃の美味しさ。店で酒飲める幸せ💕 鴨の御出汁を一口舐めて、蕎麦焼酎蕎麦湯割りをもう1杯追加。ほどほどに酔いました。

もともと夫婦とも相当な呑兵衛なんですが、コロナ禍ですっかり弱くなってしまい、2杯ですっかり良い気分に。

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住吉神社参拝

大阪の住吉大社、大好きなんです。よく行くんです。福岡にもすみよっさんがあるって初めて知り、そりゃ行かねばと思い、博多駅西口から歩きました。徒歩15分位かな? 天気良くて、突き抜けるような快晴だったので、本当に気持ち良かった。コロナ前って、交通機関使うにも、観光するにも、こうして沢山歩いてたよな、と思い出されました。ほんっと、すっかり運動不足になっちゃってて。歩かんとダメね、人間。

すみよっさんって、要は三韓征討の時に神功皇后が航海の安全と勝利を祈願して、住吉三神が味方したので勝てたってとこから始まってるから、ここが出征の地なんじゃないかと思うんですよ。神社のHP見てもそうは明記されてないけど、でも大阪の住吉大社よりこっちが本家だ的なことまで書いてある(^^ゞ まぁ、多分、神功皇后が京都から出発して最初に船に乗った場所が大阪の住吉で、出征の本拠地がこっちなんだろうな、とは思います。それで、三韓征討から戻って来て、住吉三神がここに鎮座された、そうです。

境内はなかなか広くて、由緒ある感じがぷんぷん。ご本殿の左奥にはお稲荷さんもいらっしゃいます(荒熊・白髭稲荷)。のぞき稲荷という稲荷塚もある。御朱印いただいてる間に、どこからともなく茶トラ猫が現れて、のっしのっしとお散歩。皆にかまわれてました。

今度は天神方面に歩きます。神社出てすぐの所には池もあって鯉が沢山いて、それも風情あって良かった。少し行くと、那珂川を渡る橋があって、これも朱塗りになってて、いかにも参道っぽくて良いです。川の景色が、丁度日が傾きかけてた時だったので、これまた綺麗で良かったです。何しろ空が青くて透き通っててね。

そこから天神方面は、道の両側におしゃれなカフェやレストランが沢山あって、飽きなかったです。

 

ホテル:東急ステイ福岡天神

ここ、初めて泊まりました。今回はとにかく天神近辺で安く泊まりたくて、それで決めました。とっても良かったです。お部屋に洗濯乾燥機が付いてて、洗剤もご自由にお持ちくださいになってるの。柔軟剤は1個50円でしたが。あと、電子レンジも各部屋に付いてる。ありがたい。ベッドもほどほど硬くて快適だった。きっと、また使うと思う。

難点は、天神駅までちょっと歩くってこと。特に地下鉄駅からはちょっと遠い。空港から大きい荷物持って行く時は大変かな。今回は沢山歩くつもりで、リュック1つで行ったから大丈夫だったけど。

というワケで、不要な荷物を置いて、いざレストラン列車へ~👍

 

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18:22西鉄天神→20:45西鉄天神 The Rail Kitchen Chikugo

今回のメインイベント!! 西鉄のレストラン列車です。花畑駅まで行って帰って来るんですが、その間にコース料理を出してくれる。今回は季節の地場物を使ったコース料理で、鹿肉とか猪肉とかキノコ類を使った料理が多かったです。

まず着席すると、ウェルカムドリンクとしてあまおうのスパークリングワインがいただける。その後、何でも3杯で¥1,800-というのを2周して(つまり計6杯)、ボジョレーヌーボーボルドーの赤ワインを大分いただき、すっかりへべれけ。

お料理も色々あったけど、イチオシはやっぱり、電車にピザ釜作っちゃったって言うだけあって、ピザが最高!! 肉厚の高級しいたけをたっぷり載せたピザと、バターナッツかぼちゃのスライスを敷き詰めたピザ。両方めっちゃ美味かったっす。あと、鹿肉と猪肉を混ぜたジビエハンバーグ。あ、あと、猪ハム?入りのミネストローネスープも、具沢山な上、しっかり液体おつまみでした。

沿線の住民の方も結構手を振ってくれて、夜汽車の食堂車風で良かったです。

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かな~り酔っ払った状態でホテルへ戻る。どうしてもラーメン食べたいとツレが言うけど、屋台がめちゃめちゃ混んでて、仕方なく空いてるつけ麺屋さんへ。酔ってて記憶あやふやだけど、でもすっごい美味しかったんですよ? ただ、ピザのせいで全然食べられない。半分位残してしまいました。ごめんなさい。

夜中にぐぇ~って起きたけど、なぜかそこまで頭も痛くなく、辛くなく。お腹がとにかくいっぱいで苦しいだけだった。良いワインはさすが大丈夫みたい。相性(主に、肝臓の酵素)の問題?

 

翌朝。

09:51西鉄天神→10:31太宰府 The Rail Kitchen Chikugo

そして、またしても西鉄レストラン列車で朝のカフェごはん。実は、このThe Rail Kitchen Chikugoが始まって間もない頃に、これに乗ったことがありました。その時はバゲットのサンドイッチみたいなのだったけど、あれも美味しかった。今はピザ釜を作ってしまったので、窯焼きフレンチトーストでした。バターナッツかぼちゃのポタージュとコーヒー付で。とにかく時間が短いんですよ。その意味でも丁度良い量。太宰府に行くからってことで、フレンチトーストにはアイスの他に、梅風味あんこも付いて来て、アイスと両方付けて食べると美味~でした。

今なら、ワクチン接種済なのを見せると、タンブラーもらえます。ウチら、前回はわざわざ購入したので、これで計4個になってしまった。でも今は週末婚夫婦なので、それぞれの家に2個ずつ、という状況に。

なお、前夜にサーブしてくださったお姉さんに、「ちゃんと起きれて良かったです~」と言われました。そんなに酔ってたんだべか…。まぁ、多分酔ってさんざん騒いでしまったと思うので、周りの皆さんすみません。多分感染はしてませんので、私。

前夜と違う席にしてくれて、それも良かったです。

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太宰府天満宮

言わずと知れた、菅原道真公、略してみっちゃんを祀っている天神様の総本宮。学問と厄除けの神様。ここも、上記の住吉様と同じことが起きていて、みっちゃんが元々居た(そして飛梅が飛んで行った)京都の北野天満宮総本宮だという説と、左遷されたみっちゃんが最期まで居た(そして埋葬された)太宰府総本宮だという説があります。私はどっちも好きです。実はちょっと前に、それこそコロナ落ち着いて来た?の本当に初期に、そうだ!京都行こう!って北野さんにも行きましたからね。

いや~凄い人出でしたわ。参道も凄かったけど、入口の撫で牛に凄い行列が出来てて唖然。なのに、境内にある他の撫で牛さんには誰も見向きもしないので、あちこちで撫で牛撫でまくり。あと、以前は鯉の餌を売ってたんですが、今は無くてガッカリでした。鯉さんめっちゃ集まって来るし、可愛いんですけどね。鯉餌あると大人買いしてしまうもので。はは。

御本殿の前も、結構な並びよう。七五三の御家族連れも結構いましたが。仕方なく、昇殿参拝は諦めて、まずはおみくじ。中吉だったんですが、何と!! 歌はかの有名な「このたびは 幣もとりあへず手向山 紅葉のにしき 神のまにまに」でした!! 百人一首にも入ってるヤツ!! みっちゃん作では、東風吹かば~の次に有名なヤツ!! 

そして、裏手にある天開稲荷に行こうとしたら!! まさに歌の通りの素晴らしい紅葉のにしきでした。赤と橙、緑のグラデーションを楽しみながら、マスクと運動不足でひぃひぃ言いながら登って天開稲荷御本殿に到着。何やら椅子が並べられてます。お参りを終えると、宮司さんや崇敬会のお偉方風のおじいちゃんに、良かったらお座りください、と言われ…、何と、これから秋季例大祭を執り行うとのこと!! 最前列が空いていて、いいからそこに座れと言われて、着席すると、名前を書くようにと名簿が回されて来ました。しばらくすると、和楽器の生演奏が。いや~笙はほんっと良い音色ですよね。私、昔、大河ドラマ平清盛」で源頼朝役の岡田将生が、伊豆に流されてる間、笙を奏じてる絵柄が素晴らしく美しくて、好きだったんですよ。そして祝詞奏上があって、名前も読み上げられて、昇殿して玉串を奉じて、記念に天満宮の梅酒までいただいちゃって…。え、これタダでいいんですか?!と思わされ、旗も奉納しちゃったし、お札とかお守りとか、買い物沢山してしまいました。ついでに、宮司さんのご挨拶の中で、「幣もとりあへず手向山」もご紹介され、何かもの凄い御縁を感じまして。こういうのってあるんですよね、神社って。「呼ばれたな」って感じ。宮司さんもその歌を元にして説明してたけど、本物の美しい景色を見て、自然と「美しいなぁ」と感じる心、それ自体がもう禊というか、心洗われると言う通り、潔斎のようなもんなんですよ、と。ほんっと、天開さんに呼んでいただいて、心洗われました。感謝。

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手打ち蕎麦「誇名庵」で昼食。太宰府駅前(道挟んで向かい)

こなあん、で合ってると思うのですが。ここ、確かに凄い美味しいんですが、何たって店主に商売っ気があまりなくて、参拝して帰ろうと思う時に見ても、もう売り切れ閉店してることがほとんどなんですよ。今回は珍しく開いてたので寄りました。大分待ちましたが、私達の次に並んだ家族連れで売り切れになったので、凄いタイミングだった~。もう何年振りかなぁ? でもやっぱり美味しかったですよ。ここでも鴨汁もり蕎麦にしちゃいました。マジで美味~💕

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それから西鉄で天神まで戻りまして。

冒頭の方に書きました通り、関東とはいえ、今は田舎の方に住んでるもので、なかなかデパートに行けない。ってんで、天神の大丸さんで、2年振り(コロナぶり)に2人の靴と、ツレのシャツをお買い物。

それから地下鉄で空港に戻り、夕方遅くなるとまた混み出すだろうと考え、とっとと中へ。手荷物検査もスムーズでした。

 

居酒屋/せんべろ「しらすくじら」で夕食? ブランチ? 福岡空港内(搭乗ゲート内)

ここ、福岡空港に来る度に寄っちゃう。だからもう、2年以上ぶり。変わってなくて、嬉しかった~。頼んだのは、日向夏ハイボール(私)&かぼすハイボール(ツレ)の後、佐藤の黒(芋焼酎)お湯割り、その後もう1杯ずつ芋焼酎お湯割り。馬刺し、ごまサバ、めんたい、じゃこおろし、きゅうり漬け。やっぱり居酒屋って最高~♬ コロナでめちゃめちゃ体調変わったんですけど、やっぱりコロナ前は居酒屋で夕食率高くて、基本、野菜とタンパク質ばっかり食べてたんですよ。サラダか漬物か鍋、まぁ茄子とかネギは焼きもアリ。あとは豆腐か刺身か焼鳥。30代後半から、アルコールも極力蒸留酒に変えたので、そんなに太らなくなってた。コロナ入ってからはどうしても炭水化物多く摂るからね。一人で飲んでもつまらないから、飲酒量も減ったしね。それで旅行にも行かず運動量というか、歩行量減ったから。そりゃカラダ変わりますよね。

今回、土曜日が12,000歩、日曜が14,000歩位歩いてたそうです(ツレの万歩計曰く)。

 

で、18時ちょっと前の飛行機で羽田に帰り、それぞれの帰路につきました。今回はとにかく、天開さんの紅葉と西鉄のレストラン列車!! それと、お店で好きに飲める幸せ!! これでコロナ終わりだといいんですけどね。さぁ、どうなることやら…。

まぁ、こんな感じで今後も旅行記をアップしていくと思います。時間ある時に、少しずつ、過去の記録が残ってるものも整理してアップしたいな。意外なほど写真載せられるのも分かったし。

自己紹介からの、2021年おススメのBL漫画

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ちゃんと3人映ってて肌色じゃないのっていうと、これ位しかなかった…💦 ポルノグラファー~続・春的生活~|フジテレビの人気ドラマ・アニメ・TV番組の動画が見放題<FOD> (fujitv.co.jp)

 先に、自己紹介というか、どんな人が勧めるBL漫画か、という意味で、私についてちょっと書こうと思います。

 

 「感受性が鋭い方で」と、要はHSPみたいなことをnoteには書いてたんですけど、最近そこまででもないかも、と思うようになって来ました。歳のせいでしょうか。

 若い頃っていうか、小学生・中学生位までのことですが、家でも学校でも読書勧められるじゃないですか。若いうちに読んでおけ、みたいな。あれが私、本当にダメで。ありがたいことに、割と「アタマ良い子」だったので、それなりに読めるんです。意味がちんぷんかんぷんだった、なんて事はあまりなく、おススメされる年齢より多少上のものも、読めるんです。問題が、私、いちいち泣くんです。登場人物の気持ちとか、やたら敏感に感じ取ってしまって、かなり泣くんです。そして、それがめちゃめちゃ疲れるんです。

 母親がそれなりに読書好きな人だったので、もうどんどん読まされる。学校でも、あなたならこれ位読めるでしょ、とまたどんどん読まされる。あの頃って、月に何冊読んだとか、貼り出されたして。クラスで1番多く読めるハズなのに、とか言われる。まぁ、読めるんですよ、読めるけどね、すっごい疲れるワケです。

 一度、母親に言ってみたんですよ。感情が凄い揺さぶられるから、もの凄い疲れるって。そしたら、読書量が足りないから1冊1冊に影響受けやすいんだ、とか言われて、もっと読まされて、結果、私は読書をしない子になりました。最初と最後の数ページ読んで、あとがき読んで、あとはアレですよ、特に名著とか言われてる本って、解説書とかあるじゃないですか。夏の読書感想文用に、各出版社から100冊分おおまかなあらすじ書いてあったりするヤツ。それで「読んだフリ」をする子になりました。あの時代にネットがあったら、あらすじだけ調べてたと思うな~。

 中学からちょっとイイ学校(女子校)に入ったんですけど、そしたら意外な程皆、ちゃんと読書経験してて、初めて「読める人はちゃんと読めるんだ」と分かり、じゃぁ私は何がダメなのか、と考えまして。そんな頃に、流行りの漫画が回し読みされるようになったんですけど(といっても、大体は先輩の学年で一巡したものが回って来るから、一昔前のだったんだと思う)、確か、最初は「ときめきトゥナイト」とか「キャプテン翼」とかが回って来て、そのうち「サイファ」(成田美名子)、「朱鷺色トライアングル」(樹なつみ)、「ぼくの地球をまもって」(日渡早紀)とか回って来て、まぁ当然私はどっぷりとハマり、感情を大いに揺さぶられ、そのせいで試験勉強もできないとか結構あって、ようやくこの辺で「どうやら自分は人より感受性が鋭いらしい」という自覚が出て来て、摂取するモノや量を調整しなければ普通の生活が送れなくなる、と分かって来ました。

 そして、とうとう、というか、「風と木の詩」が回って来たんですよ。これはもう、私じゃなくてもどっぷりハマる人が続出で、私にはきっと無理だと避けまくってまして。ところが、直後に来たのが「日出処の天使」。避け切れず、ちらっと読んでしまって、さぁ大変!! これがBLの洗礼でもありました。そして間もなく、「絶愛」も回って来まして。もう終わりです。「キャプテン翼」には大して興味持てなかったのに、その1.5次創作と言われる「絶愛」にはドハマりしました。

 その後はそんなにBL読んだワケじゃないんです。そりゃ、萩尾望都吉田秋生清水玲子とかは多少(相当?)嗜んだけど、要はこの辺の漫画ってBL扱ってても単なるBLじゃなくて、もう生き方そのものがテーマになっちゃってるじゃないですか。恋愛感情にしたって、男女の恋じゃないので、周囲にどう思われるか、相手のことも周囲からどう守っていくか、何より成就前は相手にどう思われるかとかあって、男女の恋愛より必然的に本気度が高いものが多いワケで。だから、その後、世の中で段々BLが市民権を得て行っても、エロとか萌えがメインの漫画にはあまり惹かれなくて。

 大学卒業後から、基本的にはかなり多忙というか、残業時間が凄まじい業界に居たし、人の話聞くのが仕事だったので、それ以上にプライベートな時間まで「お話」を摂取する気になれなくて、本も漫画もほとんど読まなくなってました。もうね、「事実は小説より奇なり」っていう話を仕事で山のように聞かされるもんだから、お腹いっぱいで。それこそ、タクシー乗って、運ちゃんが色々話し掛けて来るのもうざくて、私ゃ普段金もらって人の話聞いてんのに(もちろん、ただ聞くだけじゃなくて、そこにはそれなりの技術は要るから、金もらってるのはその技術に対してだけど)、何で自分で金払ってまで人の話聞かなきゃなんないんだよ、と思って、「黙っててもらっていいですか」と言ってた位。髪切り屋も同じ。

 そして今回、仕事のリセットとコロナ禍がほぼ同時に来てしまい、色々あって創作(絵は描けないので小説ですけど)始めてしまい、その延長で(っていうか、余裕ができて?)「お話」を摂取できるようになって、つい色々読むようになってしまった、という経過です。

 

 そんなんで、小説読むにしても、要は心理描写の浅いさらっと系は物足りないし、ハード系は疲れてしまうし、程良いラインを見極めるのがなかなか難しいんですよ。しかも、特に恋愛系(男女の)は仕事柄のせいか、小説で読むと、あ~巷にはこういう話あるよね~、とすぐ思ってしまって。かといって、BL小説として確立している分野は、どういう関係性であれ、出会って恋してくっ付いてエッチして、という一連の流れがあるじゃないですか。プロトタイプというか。簡単に言えば、ハーレクインみたいな感じだと思うんですよね。それはやっぱり、何か物足りない。だから、BLなんだけど程良い文学っていうのが、あまり無いと思いません? (結局、私が創作で目指してるのって、当にそういう所な気がする…)

 というワケで、どうしても最近は漫画に行きがちで、しかも漫画だって程良いラインを見極めるのがなかなか難しいけど、漫画は割と、ちょっと読んで何となく分かるっていうんですかね、このまま読み進めて大丈夫かどうか。最後まで読んで、失敗したって思うことがあまりない。浅過ぎるにしろ深過ぎるにしろ、途中で「そう来るか」と思わされるにしろ、やっぱり絵柄とか視点とかで、何となく大丈夫かどうか、危険な感じなのか、大体分かる。なので、ついついBL漫画を結構読んでしまっていました。

 ちなみに、時々、これささぬこさん絶対にハマると思う、と勧められることがあるんですけど、そんなんで、勧められても読めないことが結構多くて、勧めてくださる方に申し訳ないと思うことが結構あります、ごめんなさい。

 

 そういう人が勧める、最近のBL。基本は、そこまで極端に心を抉って来るワケじゃないけど、ただのエロとか萌えでもない、という感じになってます。一応、私が2021年に初めて読んだ本、という縛りで書きます。

 

「ポルノグラファー」丸木戸マキ著

 最初っから商業販売されてる、プロの漫画家が描いた漫画です。っていうか、FODで実写ドラマ化されてめっちゃ売れて、今年3作目が映画になって、それをオタクの友人に紹介されて、ささぬこさんなら絶対ハマると言われ、私もこれは読まねばと思って頑張って読んで、ドラマも見て、どうにか間に合って映画も見に行って…、という作品。三部作になってるので、それで辛うじて読めた、かな。この話の真骨頂は二作目の「インディゴな気分」です。これはもう、文学作品になる内容。だけど辛過ぎて、インディゴだけの単発作品だったら読めなかったと思う。でも、この過去があっての現在(一作目)、未来(三作目)だと思うと、尚一層深みが増す。

 だけど正直なところ、私、丸木戸さんの絵柄がちょっと苦手でして。話はすごい!!と思うけど、絵が苦手で、そして実写があまりにキレイで、なので私はこれ、リアルタイムで漫画の一作目から知ってても手を出せなかったと思います。漫画読んですぐに実写見れて、しかも三部作全部さーっと通り抜けられたから読めた・見れた。実写化スタッフに本当に感謝。

 あまりに有名な作品なので、内容については割愛。

 

「ずるい男に拾われました」(元題「渇望」) うすいしっぽ著

 いや~、これはもう、凄い。著者は一応プロの漫画家さんらしいのですが、プロとしては4コマ漫画を細々描いてたらしくて、本当に描きたいものを好きなように描いて、pixivやfujossyにあげてたらしいんです。私も最初、twitterで見かけて、pixivで一気に読んで、割と最近商業販売されたと知り、電子書籍買って、結局紙本も買ってしまいました。fujossyの紹介文が凄い良かったんですよ。「一人の人と出会うだけで世界は変わって行く」(大分省略してるけど)という事が書かれてて。そういう意味でも、元の「渇望」っていう題の方が私は好きでした。「ずる拾」は商業化の題なので。

 創作BLを色々見ていたら、あまりに現実離れした設定とか多くて、ファンタジーだとしても設定自体に相当無理があるものが多くて、まずそれに驚いたんですよね。あと、そこまで不幸設定盛り込んだら、こんな性格になってないぞ、とか。だけど、この話はギリギリあり得る範疇の設定で、そして主人公2人がまぁ魅力的ったらない。特に葉月さん。この性格というか人格設定がブラボー過ぎる。葉月さんだったから、真(まこっちゃん)は変わって行けたんだよな、とホントに思うし、もちろんそんなまこっちゃんに葉月さんも救われてる。まだ話は途中だから、この先どうなるか益々楽しみ。エロシーンかなり多いけど、ただのエロじゃなくて、ちゃんと意味のある(って書き方変だな)、2人の関係が変化していくのに大事なやり取りが、結構散りばめられているエロ。だから、エロシーンなのに、むしろプラトニックに萌える感じという、妙な現象が起きてる(あ~、でも私が好きなの、そういうのばっかりかも)。

 簡単に言うと、不幸な育ちの少年(まこっちゃん)が家出して、葉月さんに拾われて、ちゃんとした愛情かけられて、好きになってしまって…という話。これだけならよくある話なのに、葉月さんの性格が凄過ぎて、よくある話に収まってない。心理描写が丁寧で、2人の変化が読み応えあり。

 ちなみにpixivにはパロディとかもあって、吸血鬼の話が結構好きだったりする。

 

「隣人が死のうとしてた話」沖田有帆著

 これはバリバリの同人誌です。しかも正確に言うとBLじゃない。もっと言うと、本当に死のうと考えてる人に、死ぬ前にちょっと読んでと言いたくなる本でもある。「とらのあな」でもわざわざ紹介されちゃう位、結構話題になったと思う。

 これは最初、twitterで沖田さんの他の話を見かけて、pixivで読んで、この人何か凄いと思って、他の話も読んでみようと思ったら、どうやらこの話だけは完結してて、しかも今紙本を刷っているという。そして一気読み。うわ、この人天才!!と偉く感激して、即ポチ。Pixivでも読めますが、紙本にする時に色々描き加えられていて、且つ仕掛けもされているので、紙本の方が絶対良いです。最後に「そう来るか」ってなるけど、それでも良い。それを拍子抜けって言う人もいるかもしれないけど、それでも良い。少し心に余裕ができた時に読み返すと、こういう結末で良かったんだって思える話。そして、その結末を知った上で読み直すと、また作者の細やかな心遣いに、ありがとね、って言いたくなる話。

 勝手な推測ですが、作者ご自身がかなり大真面目に自殺を考えたことある方なんだろうな、と思ってます。或いは、誰か大事な方を亡くされて、一、二周しちゃってるか。そんな深みというか、凄みが感じられる。

 あ、でも商業でも連載持ってるようなので、一応プロの方なのかな…。

 

「オールドファッションカップケーキ」左岸左岸著

 商業作品です。何が良いって、こんな感じで一生を終えるのかな、と色々諦めていたオトナに、楽しいとか嬉しいとかを少しずつ教えてくれる年下攻め。実はすっごく重たい愛情を抱えてるのに、相手の負担にならないように、そういう方法でじわじわ近付く攻め。受けの設定はアラフォーなんですけど、もうちょっと上の私にはエラく響いてしまいまして。「こんな感じで一生を終えるのかな」っていう感覚がね、リアル過ぎてですね。大体、二人とも、ありがちなサラリーマンで、凄いリアル。だから、派手さはないのに、BL云々以前に、生き方として刺さってしまって。2巻目も、2人が一緒に生きて行く上での問題をリアルに落とし込んであって、やっぱりBL云々以前に男女でもそうだよなってことも多くて、やっぱりリアルに刺さって来てしまう。でも全体的にはほのぼの。ついでに、1巻のその前の話っていうのが、後からスピンオフみたいな感じで出てるんですけど、これはピュアな「恋」として泣けちゃう。主人公が可愛くて、また良いです。

 

「めぐってひらいて」(元題「元ショタおにが大きくなった話」)笹田さな著

 この方も、プロとして一般向けの連載持ってたり、背景画描いたりしてるらしいのですが、これは同人誌。親戚のお兄さんをずっと好きな男の子が、もうすぐ大人になるから自分を好きになって、とせまる話。これも、それだけならありがちな話なのに、2人の心理描写が丁寧で、そこはその辺の作品を相当超えて、大分ホロリとさせられます。やっぱり、特に年下の攻め君が、ずーっと好きだっただけあって、すっごく相手のこと考えて考えて、ただ受け入れてもらうだけじゃダメ・選んでもらわないと、と思って頑張るのが、健気でとっても良いんです~。そこに、何か救われちゃうんですかね。

 

「蛇神様と千年の恋」陸裕千景子著、天野かづき原作

 これはちょっと入れるの迷ったんです。かなり典型的なパターンのBL作品なので。しかもこれ、男性同士である必然性もあまりなくて、男女だったらただのハーレクインとかあしながおじさん系だし。でも、絵は可愛い。エロもエロいし可愛いしキレイ。それはそれとして楽しむとして、原作がかなり好きですね。不幸な設定の受けちゃんは、割と現実的な感じで、そういう成育歴だとこういう性格になるよね、というのにとっても納得行くし、だからこそ、こういう愛情を受けると好きになっちゃうよね、と思うので、そこは説得力がある。でも、そういう細かい部分とか、攻め側の心情とか、コミカライズする時に削っちゃってるの、もったいないなぁ…と思う。

 基本的には、春雷さん(攻めさん)が、ビジュも性格も私のドストライクだってことで(汗)。

 

番外) 黒重ログさん

 同人誌で「黒丼」っていう本を出されているようなんですが、私がこの方を知った時にはもう販売終了後で、しかも完全受注生産だったそうで、わざわさ「1冊余ってないですか」ってご連絡するのも何か憚られて、twitterでひっそり追いかけています。

 絵もちょっと独特なんですけど、味があるというか。コマ割りと文字の配置もですが、何よりお話が凄い。発想が。人同志もあるけど、人外が特に良いです。鬼とか狐とか鴉とか。悲哀や切なさもあるけど、基本はほろりと(いえ、モノによては号泣)させられる話。やっぱり、すごい天才がいた!!と唸ってしまった方です。1ページ漫画が基本なんですが、1枚で十分泣かされちゃう。この方のお話を基に、ショートショートとか書きたくなっちゃう感じ。

 

追記) 「雑貨屋の従業員×既婚店長」うぐいす著

今年も押し迫ったクリスマスイヴに知ってしまった話…。不倫BLというヤツです。まだ「御本」にはなってないのですが(だから題もきっと仮)、作者様は「いずれは単行本なみの厚い本を」と書かれているので、いずれは書籍化していただけるものと思っています。作者様の頭の中にはストーリーが大体出来上がっていて、でも発表されているのは途中経過の、「既婚だって分かってたし、好きっていっても疑似恋愛的な、セフレ的なって思ってたけど、お互い段々ハマって来てしまって、結局本気になってしまって、お互いに今の状況が辛い」っていう所なんです。しかも、お互い本気になっちゃった、の部分のタイトルが「初恋」なんだもの。もうね、読んでて辛い。私、ただでさえ「セフレだけど本気になっちゃった」ってパターンが本当に抉られるのに、そこに罪のない(疑いもしない)妻が居て、妻と恋人を天秤にかけるだけじゃなくて、さらに自分が世間から期待される立場とか、なるべく普通でいたい感覚とか、要は妻を捨てて男に走るってすっごい事じゃないですか。もうそれって本当に自分との闘いだし。特に、早々にゲイとして生きてくしかないって覚悟してる人達とまた少し違って、多少なりとも女性とセックスできちゃって結婚できちゃったりすると、「普通」の仮面を被り通して生きて行くのか、本当の自分で生きて行くのか、っていう選択は本当に大変だと思う。しかも、一応は自分を納得させて前者を選んでしまった後で、本当の恋に出逢ってしまった場合は。それに何より、一番好きな人を、自分が一番傷付けているっていう感覚。耐えられない。何にしろ、「出逢い編」と「完結編」はちゃんと描く、と宣言されているので、首を長くして待つしかないと思ってますし、既婚者(受け)の方が自覚前と自覚後の心理的な落差が凄いので、ちゃんと本当の自分と向き合って欲しいな、とは思っていますが。でも怖ろしいことに、この作者さん、この話の前に心中BLを描かれていて、雑貨屋の従業員さんも既婚店長さんも、その時のサブキャラなんですよ、もともとは。あ~もう、沖田有帆さんに近い感覚があるので、想像の上を余裕で行かれるストーリーになる気がして、ハラハラしてます。ちなみに、絵の背景から察するに多分舞台は仙台。それもあって親近感沸いて、余計にハマってしまったんですよね。

芳雄様のこと――その1:ナイツテイル

f:id:puminuko:20211123084821j:plain芳雄様。そう、井上芳雄様です。

ミュージカル界の元祖プリンス。偏屈王子って言われることも増えてるけど。まぁね、毒舌だからね。

noteの時にも色々書きましたが、何せウチの電波ちゃん(PCちゃん?)がnoteの接続を拒否るので、下書きもなかなか見られない。ワタクシめのnoteをお読みいただいたことのある方にはクドイ内容も含まれますが、書いちゃう。

 

芳雄様のことは、名前とミュージカル俳優ってこと位しか知らなかったんですよ。名前言われても、顔がすぐには浮かばない位。

ちなみに、最近判明したんですけど、実は私、中川晃教サン(以下、アッキー)の名前には結構接してたのに、全て五十嵐浩晃(ペガサスの朝の人)と勘違いしてました…💦 痛い!!

それで、同様に、名前とミュージカル俳優ってことと、なっちのダンナで神田沙也加の元彼ってことしか知らなかった山崎育三郎さんを、某おっさん達の空ドラマで拝見し、そのうちここにも書くと思うけど「シノさん」という登場人物(ほぼ主役)にめちゃめちゃハマって、紆余曲折の末、シノさんを救ってくれるのは育三郎さんの演ってた役の人だ!!という結論に至り、それで一時期育三郎さんのことも追ってまして。

育三郎さんのことも書き始めたらキリがないんですけど、「毒多め」って最初に注意している通り毒を吐くと、育三郎さんには色々とガッカリさせられることが多くて(だから、これはいずれまとめて書こう)。2021モーツァルト!(以下、M!)を見に行って、やっぱり疑問が湧いて、Wキャストの古川君のM!を見て、全然違う(個性の問題を超えて、レベル的に古川君が全然上!!)と衝撃を受けて、これはやっぱり芳雄様やアッキーのM!も見ないと、と思い、取り敢えず芳雄様のM!はDVDが出ていたので買って、見て、さらに上だった、とまた凄い衝撃を受けまして。丁度同時期に、半沢直樹のDVDを、中古で買うつもりがなかなか値段下がらないしもういいやと新品で買い、そこに出ていた芳雄様にも衝撃を受け。そして、丁度舞台やってるという情報を得て、慌ててチケット取って見に行ったのが「首切り王子と愚かな女」で、これまたエライ衝撃を受けまして。

で、一気に沼落ちですよ。芳雄沼。

 

で、ファンクラブに入るかどうかで悩みまして。要は、1年以上沼にハマっている確信までは、まだ持てなかったもので。

でも、ナイツテイル(Knights' Tale、以下KT)の再演が発表されて、これはファンクラブ優待じゃないとチケット取れないだろうと思い、慌ててファンクラブに入りました。だって、W主演の相手が堂本光一君ですからね。ジャニファンのチケットの取り方は凄そうだから、のほほんとしてたら見られなさそうだと危機感持ちまして。

が、何と優待受けられるのは、KT再演の発表前までに入会を済ませている会員、とのことで、結局優待は受けられませんでした。

それでも、何とか頑張ってチケット取りましてね。仕事もそうそう休めないので、10月半ばの週末のマチネ(昼公演)と、昨日(祝日前)のソワレ(夜公演)をそれぞれ別方法で引き当てました(いずれも抽選。申込自体はその倍以上した)。

 

というワケで、今回は主にKTの話。

これ、ジョンケアードというヒットメーカーが脚本も演出も担当しているミュージカルで、3年前に世界初演ってさんざん言われて、その後他の国でやられたか調べても出て来ない(コロナに入ってしまったから?)けど、何にしろ、ほぼ芳雄様と堂本光一君に当て書きしてるような内容になっています。実際、この2人で何かやろうって考えて、題材を探して、シェイクスピアの「2人の貴公子」に辿り着いたらしいので。まぁ、ジョンの妻が日本人(脚本や歌詞の和訳も担当)っていうのもあるけど。和楽器も多用してるし、殺陣も歌舞伎の要素も取り入れてるし、すごく日本的な魅せ方も多い。もう全体的に「エンタメの鏡」っていう作品。物語自体は割と単純なハピエンコメディー。でも、役者の演技の賜物だと思うけど、ホロリと来る部分も結構多い。BL(というよりブロマンス的な)やGL要素も含みつつ、男女の恋愛成就もある。っていうか、男女の恋愛部分はとんでもなくアッサリ。でも、BL/GL部分で、仲間を大事に想う姿勢とか、生きて行く上で大事にしたい所なんかがちゃんと描かれているので、男女3組についても、まぁそりゃ上手く行くよね、とスンナリ思える作りになってる。で、歌も踊りも殺陣も、何ならバレエ(見た人なら分かると思うけど、鹿さんは超高度なバレエですよね)もあって、魅せられちゃう。

昨日のソワレ、実は諸事情あって開演に間に合わなくて、遅刻してったんですけど、途中で「もうこんなことなら行くの止めようかな」って心が折れそうになった位。でも会場に入った途端、物語の世界に引き込まれて、帰りは「あ~楽しかった」「来て良かった~」ってなった。それこそ、エンタメの素晴らしさを改めて認識しました。

ちなみに、前回が2階席だったので、全体を斜め上から見下ろす感じで俯瞰で見れて、今回は1階のそこそこ前の方だったので、舞台全体は視界に入り切らない分、表情まで見えて、視点が違ったものを見れたので余計に良かった~。昨日は遅刻してったから、会場入って席着いて舞台見上げた途端、「うわ、芳雄様、でかっ!!」と思った位。

 

まぁ、KTの何が良いって、一番は何といっても芳雄様が格好良過ぎるのよ。芳雄様のあの涼しい顔で、長髪で、全身スラっとしている姿を舞台で見たらね、まずそれだけで逝ける。

(決して決して、それで妄想したりしてるワケではないことを先に言っときますが、私BL好きで、最近の私的超ヒット作「蛇神様と千年の恋」の春雷さんが、実写化するならこの、長髪芳雄様のイメージそのままなんですよ。ちなみに漫画より原作小説の方が良い、と私は思ってます)

最近はイケメンのミュージカル俳優も増えたせいか、芳雄様の顔がイマイチとか言う輩が居るけど、それこそ好みの問題だとは思うけど、あの涼しい顔・涼しげな目が、細かい演技で切なさとか怒りとか孕むと、凄い威力なんです。素で何か訴えてるような目の人より、圧というか力が凄い、と思う。また演技が本当に細かいんです。

そして、やっぱり背が高くて、体全体のバランスが取れてる(要は顔小っさ&足長っ)っていうのは、舞台でこんなに映えるのかと思わされる。堂本光一君のファンには申し訳ないけど、キャストが並ぶと、どうしても芳雄様が圧倒的に一番映えるもの。芳雄様が負けるのは古川雄大君だけだな、と思う(古川君はほんっとに、ビジュ最強だと思うので、あれに負けるのは悔しくとも何ともない)。

そして、歌はとにかく凄いよ~!! 梅田の初日に、マイクが滝汗に溺れてダメになったけど、マイクなしでやれちゃったっていうの、よく分かる。これ、ほぼ地声でしょ、マイク通した声じゃないよね、という声が空気の振動ごと襲って来ます。光一君にしろ、萌音ちゃんにしろ、デュエットは芳雄様がかなりカバーしてあげてる。音程も声量も声質も合わせてあげてるのに、ソロはもう、これでもかって位に芳雄様が生々しくクる。

もちろん、ダンスや殺陣は光一君の方が一枚も二枚も上手(うわて)だな、とは思わされるので、そういう意味でもホント、この組み合わせを発案してくれた人、ブラボー!! 芳雄様、謙虚にまた色々教わったんだろうなって分かる。

それに、この2人、同い年っていうのもあるけど、芳雄様→光一君に対しては、技芸云々以上に、芸能人としてとか座長としての矜持みたいのを、すごく感じて尊敬してるのが見て取れるので、それも良い。大分違う畑を歩いて来たけど、KTの顔合わせ時から仲良くなれたっていうの、2人の雰囲気からよく分かるもの。それこそ、KTの男女の恋愛が上手く行くのをアッサリとしか表現しないのと同じで、この2人はそれぞれ、ストイックに技芸の向上を求めて努力してきた人達なので、そりゃすぐ分かり合えただろうなって思う。まぁ、そんな2人の雰囲気がそのまま舞台上でも滲み出ちゃってるんですよ。

まぁ実際、光一君のお陰でこれだけチケット争奪戦になっている部分はあると思うので、そういう意味でも芳雄様は光一君に感謝してるんじゃないかなぁ。若い頃は、チケットの売れ行きが悪いと、結構気にしてたって著書に書いてた位だし。大船に乗ったつもりでいられただろうからね。それに、光一君やジャニファンが、これで結構芳雄さんを好きになってくれてるので、それも感謝してる。

それで、毎回カーテンコール後、規制退場ですよ、というアナウンスの為に、2人で最後にもう一回舞台に出て来るんですけど、この時のかけ合いがもう、夫婦漫才みたいで可愛いんですよ~。あれも含めて、本当に幸せな気持ちになれる。

東宝様、ぜひぜひ円盤化してくださいませ、と本気で思う。まぁ、エリザベートモーツァルトも、言ってしまえば悲劇だからさ。こんな、ほんわかした気持ちにはならないもの。

ちなみに、音月桂島田歌穂もさすがっす。上白石萌音ちゃん、まだ23歳でこれは、末恐ろしいかも。しかも朝ドラ撮りながらのこれ。初演時20歳で、しかもやりたくて自分でオーディション受けに行ったって言ってたもんね。しかもね、「パラフラ」ってファンの間で言われてるけど、芳雄様と萌音ちゃんカポーが、身長差凄くて、めちゃめちゃ可愛いんですよ。おばさん世代なら、「チッチとサリー」みたいって言ったら、分かってくれるかな。ホントにほんわかする。大澄賢也さんもさすが。ダンスはもちろん超一流だけど、歌も想像以上に良い。岸さんはもちろん、さすが。声良いしノリが良い。あと、何しろ鹿さん!! あのバレエは一見の価値ありですよ。しかも、とっても素敵な場面になってる。とにかく主要キャストは、この人はちょっと弱いな(要は下手)、っていう人が皆無で、見てて「ん?」とか「むむ」って思うことが全然ない。純粋に舞台を楽しめるのが本当にありがたい(真面目に最近、これがいかに重要なことかと、しみじみ思うようになった)。

そして全体を見るとやっぱり、カンパニーを引っ張ってるのが光一君で、芳雄様が調整役になってるっぽいのが感じられて、それがまたいいんですよ。賢也さんとか岸さんとか、女性陣も、時々SNSに、今日芳雄君とこんな話した~とか書いてくれてるしね。

 

ということで、いずれWOWOWとかでやると思われるので、ぜひご覧いただければと思います。見て来て翌日は頭も興奮してて、書いてもまとまらんな~💦 とにかく、見せ場満載の上、ちょっとだけ泣いて、最後は幸せな気持ちになれる舞台です。

芳雄様の演技の細かさについては、いずれストレートプレイの話の時にでも。きっとその分、歌に情感込めるのも技芸として上手いんだと思う。そもそも歌には余裕もって取り組めてるからね。歌うだけで精一杯って感じじゃないからさ。

ちなみに、「エリザベート」のブルーレイ(10/29発売)が届いたので、昨夜は帰宅後、それも見て、それから昨日コメンテーターで出演していた「スッキリ」の録画まで見て、それから寝たから、今日はかなり寝不足。ツイッター見てたら、やっぱり同様に、帰宅してエリザベート見ちゃったって人が居て、分かる~😅と思った。芳雄様ご自身、11/2は朝5時に起きて、スッキリに出演して、それからマチソワ2公演っていう超ハードな日で、でもあの声と動き!! 素晴らしかったです。

千穐楽まで無事完走できますように🙏 この後、博多もあるからね。

朝ドラのナレに想う

 NHKの次の朝ドラ「カムカムエブリバディ」のナレーションを、城田優さんが担当されると発表されました。

 

 私、個人的には城田優さん、大好きです。声も良い。歌も良い。芝居も良い(見た目のオーラがデカ過ぎて、オーラ消すのなかなか大変そうだけど、その分ミュージカルとか最高)。踊りもまぁまぁ。根がすごく明るいし。インタビュー記事とか読むと、こっちも明るい気持ちになれる。それに、舞台演出も手がけていて、それに関してはすごく謙虚でプロ意識が高くて、そこがかなり好きです。

 あんなに「すごく良かった~!!」って言ってたのに、もう演題名忘れてしまったけど(歳だなぁ…)、今年の初夏に渋谷でやった、米倉涼子との舞台も最高に良かった!! 本当はシカゴとか、もっとちゃんとやりたかったけど、コロナ禍で色々あって、でも逆にこういう形ならっていって、ブロードウェイミュージカルの有名どころのナンバーを、歌と踊りでぎゅぎゅっとパッケージしてお届けします、という舞台。大澄賢也森崎ウィンも出てて、本当にハイレベルな舞台だった。それの演出が城田優で、もちろん出演もしてたけど、挨拶でしきりと「こういう時だからこそ、エンタメをお届けするプロとして~」みたいな話を繰り返ししてた。こういう時だからって腐ったり、技芸を磨くのを怠ったり、時世のせいにして最高を魅せられないと言い訳するのは嫌だから、というニュアンスが込められていて、城田優の誠実さを垣間見た気がした。

 ついでに言うと、やっぱりね、ミュージカルの「エリザベート」(ミュファンになったのにわかで、ホンモノまだ見れてない)のトート役が、本当に良いんですよ。私、井上芳雄さんの大ファンだけど、トートはきっと城田優の方がいいんだろうな~とは思う。動画とか見てるとね、あの低音とかね、凄くいいな~と思う。何にしろ、早くエリザの再演決定してよ~!!(もう城田優は出ないけどさ。でも芳雄様の見たい!!)

 

 つまり、城田優、すごく好きって言いたい。でも。というか、だから。

 

 NHKの朝ドラとか大河とかって、歌手でいったら紅白みたいな、やっぱり肩書に通じるっていうか、「格」とか、質を保証するみたいな、何か特別感があると思うんですよ。

 しかも、次の「カムカムエブリバディ」は女三代の話で、主役が3人、次々に変わって行く(上白石萌音深津絵里→川栄季奈)。だから、余計にナレーターが影の主役的になってしまう可能性大なんですよ。

 これを、城田優さんに決めるのには、それなりに理由が要ると思うんです。

 なぜなら、彼は日本人でないから。色んな事情があって日本国籍じゃないけど日本に住んでいらっしゃる方が大勢居るのは存じています。でも、城田優さんは自分で日本国籍を捨ててスペイン国籍を選んだ人です。もちろん、彼なりに色んな事情があったと思うし、彼がスペイン国籍を選んだこと自体を非難するつもりは全くない。あの容姿(ハーフ顔)のせいで、日本でもいじめられたと聞いたことがあります。確か、2~7歳位はスペインに住んでて、日本に戻ってからの話。小学生時代だったと思うけど。両国を比べて、スペイン国籍を選んだとして、別に私は責める気は毛頭ない。日本に住み続けていることも、日本で芸能活動していることも、別に責めるつもりはない。むしろ、日本に居てくれて、素晴らしい世界を魅せてくれて、ありがとうね、位に思っている。

 

 でも。だから。余計に。

 

 民放じゃないんだよ。NHKの、しかも朝ドラのナレーション。やっぱり、紅白もそうだけど、朝ドラと大河の主役やナレーターは、なぜその人を選んだのか、理由が要るんだよ。しかも、日本人じゃない人を使うなら余計に。と、私は思ってしまうんですが。

 NHKの製作統括さんが発表した起用理由は「日本語でも英語でも、時にわかりやすく情報を伝え、時にヒロインに寄り添って心情を伝えられるような表現力を持つ方」「個人的な話で恐縮ですが、舞台が大好きで、城田さんのパフォーマンスを幾度となく拝見していました。城田さんなら『カムカムエヴリバディ』の世界を声ですてきに表現してくれるに違いないと思いました」だそうです。

 う~ん、弱い!!

 ちなみに、上白石萌音も川栄季奈も、オーディションで決まったそうな。え、この2人こそ、今なら朝ドラ主役でも誰も文句言わないよね? 城田優についても、オーディションで決まった、と言われたら納得する。NHKの番組のナレーションを何人か聞き比べてみたけど(特に英語の発音)、やっぱり城田優が一番だった、とかでもまだ納得する。

 そもそも「カムカムエブリバディ」、ラジオ英語講座を軸にした話で、それを始めた人は戦前にアメリカに渡って(しかもお父さんを探しに行って、お父さんだけ帰して自分は残った)、10代後半なのにアメリカの小学校から通って飛び級しながら大学まで行って、戦争で帰国して、GHQの手伝いとかさせられたせいで職を失って、ひょんなことで英語講座を始めることになったっていう人。確かさだまさしがその人を演じる。だから、日本国籍じゃなくても、米国籍の人がナレーターするなら、それはそれで説得力があったと思う。

 城田優は英語は1から勉強して習得した人で、ネイティブでもない。もちろん、バリバリ日本人が日本に居ながら英語を学んだのとは違って、スペイン語は話せたしスペインに住んでもいたから、英語に触れる機会も多かっただろうし、英語も習得しやすかったと思う。発音も確かに良い。

 これが、それこそスペインとの関係を基にした話、とかなら、当然適役!!って思う。

 いや、確かに城田優はいいよ? 声もいいし英語の発音もいいよ? 演技も良いから心情込めたナレーションも良いと思うよ? でも、城田優じゃなきゃダメな理由って何? 他にもいるよね、できる人? NHKの、しかも天下の朝ドラですよ、出たい人・やりたい人は山のようにいるワケでしょ。例えば鈴木亮平だっていい。彼、東京外国語大学の英語学科卒ですからね。その辺の「ちょっと英語喋れます」レベルでなく、プロとして英語喋れる人(それも国際会議とかトップレベルの通訳ができるような)だよ。それをさも、ハーフタレントの中から選びました的なさ。じゃぁウェンツでもいいじゃん(いや、今思い付いたのがウェンツってだけで、やっぱりウェンツよりは城田優の方が良いな)。

 

 さて。問題はもう一つありまして。私は上記のように思ってしまったので、某ヤ○ーでニュースを見た時、コメント欄にそういう主旨のことを書いたんです。そしたら、間もなくコメントが付きました、と通知があり、それを見ようとしたら見れない。へ?! と思って、元のニュースのページに飛んでみたら、私のコメントはおろか、他にも国籍のことを書いていたコメントが全て消されていました。

 え? なぜ? そんなに国籍のこと言ったらダメなの?

 いや、だから、普段は私も国籍のこと、そんなに言わないよ。色んな事情があるんだなってお察しするだけで。でもNHKの(以下略)だよ?! しかも、だから、もう少し説得力ある起用理由を伝えて欲しかったってだけで。

 

 そんなこんなで、モヤモヤしまくったナレーター決定の話でした。

 あ、でも脚本は藤本有紀さん!! 私、もともと大河ドラマ平清盛」の大ファンだったんですよ。あんなにハマった大河なかったな~。ある意味大河らしくない大河だった。心理描写が濃くて、ちゃんと集中して続けて見ないと理解できないから、今のドキドキワクワク大河とは一線を画してて視聴率は伸びなかったけど、コア層は熱かったし、後から評価が上がったとも言われてる。新年から「鎌倉殿」も始まるから、その1つ前の時代としても、見ておくと良いよっておススメしたい。

 

11/4追記:

本日、ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」の再々演を、城田優でやることが発表されました。小池徹平君はそのまま、三浦春馬君の役を城田優がやるというもの。正直なところ、これこそ、実力の意味でも、春馬君との関係性という意味でも、城田優しかおらんやろ、と私は思っていたし、そう思ってた人も多かったと思われるのに、主催側のきめ細かいアナウンス文が出されました。オーディションやって、アメリカのスタッフもオーディションムービー見て、城田優で行きましょうって言ってくれて、それで決まったと。そもそも城田優がオーディションに「参加してくれた」と。そういうワケで、新メンバーも加えて心を込めて作りますので是非見にいらしてください、と。

こんなん見ちゃうとね、余計に、NHK城田優への配慮足りなさ過ぎ、と思ってしまいました。